プチ本気シリーズ。やっぱりフォームでしょ。(お問い合わせがあったので赤字追記しました。大切です)

前々前回のブログでちょろっと書いたフォームと重心のお話。
これ私の中で
『キタっ!!!』
て思った内容なんですが、周りに話してもあまりピンとこない感じ。
あれぇ。常識になってて私が気づくのが遅かっただけ?
朝練も夕連も出来ないので、家の中で基礎練習として取り入れた
フォーム作り。
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理想のフォームによる静的バランス。

そこから移動する動的バランス。

再び静的バランス。

フォームを崩さず、まっすぐ板目に添って移動し、ふらつかずに緩急がしっかりとできるようになる練習ですね。

これ本当にいいと思うんだけど周囲の反応はイマイチなんだよなぁ。
長女編

一回やってすぐにできる長女。目線をむけさせることが大事。
本当にセンスは長男を凌ぐんだけどなぁ。どうしたら本腰を入れてやってくれるのだろう。
フォーム最高。
4スタンス的にA1なので、お父さん指での安定。ブリップも指をひっかける程度。
長男編

大きい子はいかに早く移動して、ピタっと止まるかが大事。
なんの競技でも素振りで体が持ってかれたらダメでしょ?それそれ。
正直ガチ蹴りではこれより激しい動揺がますよね。その動揺した状態で2発目3発目の蹴りはガチ蹴りですか?
とりあえず蹴りになってませんかね?
〇ストライダーライディングフォームの考え
 目標:強い蹴りに耐えられるかつ、蹴りを積み重ねられる安定性の高いフォームであること。
コーナーリングの姿勢は遠心力を適切にカウンターし、バランスを取れる柔らかい安定したフォームであること。
〇フォーム獲得のための着眼点とステップアップ
1、静的バランスでフォーム保持が余裕でできること。
 ⇒適切な動作が止まってできないなら動いてて出来るわけがない。
★ Facebookでも述べましたが、支持脚は内またにならないようにしましょう!
  個人の運動特性があるので絶対ではありませんが、できれば膝とつま先は同じ方向を向けるように。
支持することに特化させてしまうと、必ず内またになります。
これは股関節を中間位で保持するには前後左右の筋で中途半端な位置で調整しながら止めなければならないからとても大変なので、体としてはいっそ内またで固定する方調整がなく楽になるので、内また固定になってしまうことが多いです。
 でもストライダーのフォームは支持脚は次いで蹴り脚になりますので、固定に特化した内またでの支持脚練習を行うと逆効果です。それが辛いと感じたらその程度の安定感だったということです。
  正しいフォームで、正しい安定した基本を身に付けてください。
2、蹴り脚から支持脚に移行する際に止まれること。
 ⇒それだけに集中できる練習で、できなければ邪魔が入るレースで出来る分けがない。
3、一歩→保持→一歩→保持の移動の部分を速く行ってもぶれないこと。
 ⇒適切に重心をとれるということの他に、レースで姿勢を崩してしまっても、瞬時にベストな支持脚を作り、蹴り脚に移行させられるため、レース時の底力が高まる。
4、中くらいのスピードで直線をまっすぐフォームを崩さず走ること。
 ⇒力が入ればその分動揺は大きくなる。その中でフォームを崩さずできればどんどん加速に繋がっていく。
5、スタートから第一コーナーまでの加速をフォームを安定さたままいつでもできる。
 ⇒1)加速期:スタート直後の初期は小股でピッチを活かす。
        次いで一番加速する中期は後方までの強い蹴りこみ。

2)等速期:後期は最高速維持の蹴り。いつまでも同じように蹴っていると体力を消耗するだけで意味なし。

3)減速期:コーナーへのアプローチに移行する。

※すべてフォームは同じであり、蹴り方が異なるだけ。崩さなければ好きな蹴りが好きなタイミングで行える。

★副産物ですがとても大切なこと

1、プッシングに強くなる。

 ⇒RSCサマーサンドラウンドのコースは混戦が多く、プッシングによる転倒が多かったです。前々前回のブログでも述べましたが、その程度のプッシングで転んでいては、自分の脚力にも耐えられないフォームになっている可能性があります。トップライダーが混戦の中でも前に行けるのは外力による外乱がある中でも自分の脚力を引き出せる頑ななフォームがあるからだと思います。
2、疲れない
 ⇒最適化されたフォームは最適化された蹴りや荷重移動が行なえるため、動揺を抑えるための大きな運動が無くなるため、疲れなくなります。最後まで攻められるということです。
とても面白いのが、格闘技をやっている人がただ単純にへらへらしながら拳を向けただけでは怖くないのですが、へらへらしてても構えられると怖いです。素人でもわかりますよね。
本当の安定した構え=型=フォームとはなんでもできる安定したものが本物です。臨戦態勢です。
卓球やテニスの構えはどこにボールがきてもいいときの構えですし。バッティングもそうですね。
どの方向にでもというわけにはいきませんが、たぶん押されたくらいでは倒れないですよね。
みんなも、やってみてくれ(オスロスキー風)
ストライダーもここまでくるとお遊びではすまないですねぇ。(;^ω^)
でもエンジョイが最優先でエンジョイ要素の一つとして競技があると信じています。
成長ホルモンと生活リズム、体内時計のリセットなどを無視したトレーニングは専属トレーナー失格だと思います。
できれば8時半~9時には絵本を読みながら寝たいですねぇ。(;^ω^)
恋は盲目。ストライダーに夢中になり過ぎないよう客観的に付き合うことが必要だと思います。

投稿者: setuna619

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