今回のブログは文字だけです(;´∀`)
和室にPCがあるので足のけがの影響で長く座ってられないので写真や図を載せる元気がありません(笑)
文章からイメージしてください(=゚ω゚)ノ
それではお願いします!!
いや~最近のタイヤの進化はすごいですね。
高圧化、ハイグリップ化、軽量化、サイズのバリエーション
目まぐるしいです!!
この頃からだいぶ銘柄が増えましたね。
素人の私ではなんとなくしかわからないタイヤというもの。
今回私が定期購読までして愛読している
『BiCYCLE CLUB』の12月号にとても興味深い研究データがありました。
タイヤは太い方が転がり抵抗は低い。
なんですと!!??
私のイメージがぶっ壊れます。
細い方が接地面積が少なくて転がるのでは?
いい機会なので少しお勉強しました。
〇自転車のタイヤ
ロードバイクのタイヤが23Cだったのは昔の話。今は25Cが当たり前で、28Cの標準化も囁かれる時代。
プロの世界でも25Cが標準となり、軽量化よりも転がり抵抗、空力などへ進化はシフトしている現状。
やはり太さと軽さは考えなくてはならない問題らしい。
〇ランバイクのタイヤ
140とビッグアップル二強だった頃、軽量な140と比べて伸びが明らかに良かったビッグアップル。ネックは重さでした。
時代は変わり、ビッグアップルのサイズで140より軽量化を実現したIRONKID2.0
本当に革命でした。
明らかに速い。
長男に使用して感動したのを覚えています。
ニュースタンダードキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と思いました。
全員かはわかりませんが、私の周りの使用者は速度、タイムが上がりました。
その後流通した1.75はあまりよい印象はないんですよね。
それほど2.0は衝撃的でしたね。
今では2.0があまり見なくなり、1.75を中心に1.6、1.5が存在するタイヤ市場。
何が起きているのか(;´∀`)
〇ヒステリシスロスとインピーダンス
これを知ったときは目からうろこでした。
私はタイヤのことをわかっていないのだと痛感しました。
①ヒステリシスロスとは
タイヤを転がさないで移動させるとめっちゃ抵抗ありますよね。
あれが摩擦です。
タイヤを転がすと抵抗ないですよね。
実はタイヤが転がっているときは摩擦はほとんどゼロなんです!
Σ(・□・;)え――――!!!
今まで私は摩擦の影響強いのかと思ってました!
タイヤが転がる時に生じる抵抗感は摩擦ではなくヒステリシスロスなのです!
だからヒステリシスロスてなんじゃい!!(笑)
タイヤが荷重により地面へ押し付けられて変形します。その伸びたゴムが地面を通り過ぎると戻ります。
そのときに生じるタイヤの変形エネルギーとタイヤが転がる運動エネルギー。
この変形して戻ることで”熱”が生じるのです!!!
その”熱”が運動エネルギーをロスさせて転がり抵抗となります!!
これがヒステリシスロス!!!
空気圧のめっちゃ低いタイヤを履いた自動車で高速を走っていると燃費めっちゃ悪くなりますね。最悪タイヤが発火します。同じ理屈です。
結論
変形エネルギー ⇒ 運動エネルギー
この間で出現する”熱”を0に近づけることが転がり抵抗を減らすこと。
ゴムに余裕のある太いタイヤはこの”熱”が生じ辛いから転がり抵抗が少ないんですね。
太いタイヤで空気圧パンパンがヒステリシスロスとしてはベストという話になります。
②インピーダンスとは
上記の結論は転がり抵抗だけの話で実走の理屈が入っていないタイヤ研究だけのものです。
ヒステリシスロスに加えてインピーダンスの理解が必要です。
インピーダンスとは
高すぎる空気圧、細いタイヤ、荒れた路面などが原因でタイヤがうまく振動吸収できない場合に発生するもの。
ランバイクでは顕著な話ですが、小石や路面のギャップによりタイヤは変形します。その際タイヤが吸収することによりヒステシスロスは最小限になりますが、高圧の場合吸収できずに車体とライダーに衝撃か来ます。マシンが動揺し、再び安定するまでの路面とのやり取りが転がり抵抗(ヒステシスロス)を飛躍的に増悪させています。
それがインピーダンス!!
ある程度の柔らかさがなければ路面とのやり取りが適切にできず、ヒステリシスロスを増悪させてしまうとのこと。
結論
綺麗なアスファルトでさえ高圧なタイヤではヒステリシスロスがある一定の空気圧で増悪する(ブレイクポイント)ため、空気は入れればいいというものではない。
高圧=実走最速
ではない。”適切”を見つけることが必要。
○まとめ
・太くて軽いタイヤが良い。
・空気圧は適正内で調整。
・タイヤはなるべく変形の少ない薄いものが良い。
ランバイクのように路面環境が悪く、マシンのダイレクト感が強い車体ではタイヤのポテンシャルは顕著に影響します。
とりあえず細くて高圧が最速ではないことを理解しておきましょうか(*‘∀‘)
蛇足
いろいろ考えると2.0と1.75は良い天秤なのかと思います(^^)
軽量の1.95とかあったら面白そうですね。
軽さと転がり抵抗軽減を両立とか(^^)
業界最軽量2.0とか生まれたらすごそう(笑)
個人的に最新型前のG−ZERO二型は2.0に近い円でありつつ1.75であり、スリックの長所と短所を考慮されており良いタイヤだと思います。
スリッドが無い分環境は選びますが(^_^;)
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「ストライダー タイヤの本当の話」に4件のコメントがあります
みかん星人
(2019年11月29日 - 7:13 AM)SECRET: 0
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>gotonew062941さん
タイヤ自体が細いのに先端が細いということは変形で生まれるヒステリシスロスが大きいということかなと思います。さらに、食いつくコンパウンドがヒステリシスロスを増悪しているとか?妄想の範囲ですがアセ
gotonew062941
(2019年11月28日 - 5:40 PM)SECRET: 0
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>みかん星人さん
なるほど、地面に引っかける部分がないというイメージですね。使いこなしているライダーもいるので、またチャレンジしてみます。
みかん星人
(2019年11月28日 - 1:12 PM)SECRET: 0
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>gotonew062941さん
コメントありがとうございます(^^)
空気圧もそうなんですがコンパウンドやタイヤの先端の細さが影響しているのかな?と思いました(^_^;)。
gotonew062941
(2019年11月28日 - 12:17 PM)SECRET: 0
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typeRよりもteamlimitedが、転がらないと感じるのは、単に空気圧高すぎたのかなと考えました、いかがでしょうか?